6.24月曜日

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Diseases 疾患について

上部消化器の疾患について 慢性胃炎について

胃の粘膜に炎症が起こり、慢性化した状態

胃の粘膜に炎症が起こり、慢性化した状態です。

慢性胃炎の多くはピロリ菌が原因です。

ピロリ菌は胃に棲息する細菌で、胃・十二指腸潰瘍や胃がんの原因であることが分かっています。

わが国ではピロリ菌感染者は6000万人ともいわれ、特に50歳以上の方では80%程度と高い割合で感染していると推定されています。

ピロリ菌に感染しやすいのは乳幼児期(4、5歳まで)であり、成人ではほとんど感染しません。

ですから、現在は口移しなどでうつる、家族内感染が大部分を占めると考えられています。

逆にいえば成人間での感染やピロリ菌を除菌された成人への再感染はほぼありません。

症状について

  • 多くの方が無症状
  • 胃の痛み、不快感
  • みぞおちの辺りの痛み
  • 膨満感、胃もたれ、食欲不振

 

慢性胃炎があっても多くの方が無症状ですが、時に胃の痛み、不快感、みぞおちの辺りの痛み、膨満感、胃もたれ、食欲不振などの症状が出現します。

慢性胃炎の検査

ピロリ菌がいるかどうかは、一部の健診でも検査することができますが、ピロリ菌が「陰性(いない)」と診断されても、感染診断だけではピロリ菌未感染(一度もピロリ菌に感染したことがない)か既感染(以前ピロリ菌に感染していたが、今は感染していない)かは判断できません。

こういった場合に有効なのが胃カメラです。

内視鏡検査(胃カメラ)、X線造影検査(バリウム検査)は胃がんなどの病気がないかどうかの確認だけでなく、ピロリ菌の感染状態

①未感染

②既感染

③現感染;現在ピロリ菌に感染している

や慢性胃炎の程度を推察することが可能であり、胃がんのリスクを層別化する上で重要な検査です。

慢性胃炎の治療

ピロリ菌感染が見られた場合には、ピロリ菌の除菌治療を行います。

除菌治療は、2種類の抗菌薬と1種類の胃薬を7日間続けて服用していただくだけの、ご負担の少ない治療です。

ピロリ菌を除菌すると、胃がんの発生が約1/3に抑制されることが分かっています。

しかし、除菌療法などでピロリ菌がいなくなった方も胃がんのリスクはゼロになりません。

ピロリ菌除菌後も定期的な検査を心がけてください。

早期発見・早期治療のために、検査・健診へ是非お越しください。

当院では、早期発見・早期治療の重要性を認識し、検査・健診を推奨しています。
特に内視鏡検査は、病気の早期発見や正確な診断に不可欠な手法です。
皆様が快適で健康的な日常生活を送ることができるよう、その手助けができればと考えています。

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