5.9木曜日

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Diseases 疾患について

上部消化器の疾患について 胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃潰瘍・十二指腸潰瘍について

胃、十二指腸の粘膜が、胃酸の消化作用によって傷害されるために起こります。

胃粘膜を守る働きと胃酸などの胃粘膜を攻撃する力のバランスがくずれ、攻撃側が優位になった状態によるものです。

胃潰瘍

症状について

  • 腹部膨満感がある
  • 食欲不振
  • 黒い便(タール便)
  • 貧血・倦怠感
  • 吐血(ひどい場合
  • 強烈な腹痛

胃潰瘍は食後、十二指腸潰瘍は食前の腹痛、嘔気などの症状が起こることが多く、加えて十二指腸潰瘍の場合、過酸状態にあるため、胸やけやげっぷなどの逆流性食道炎症状と伴うこともあります。

腹部膨満感、食欲不振の症状も出現することがあります。出血があれば黒い便(タール便)や貧血を来します。また、それに伴う倦怠感がでることがあります。ひどい場合は吐血したりもします。また、潰瘍が深くなり孔があくと内容物が腹腔内に漏れだすため、腹膜炎を起こして強烈な腹痛が出現します。

原因について

多くはピロリ菌感染と非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が二大原因ですが、ピロリ菌感染率の低下や高齢化社会に伴い薬剤性(NSAIDs)の割合が増加してきています。

原因がはっきりしないものや治療抵抗性の難治性潰瘍などが少ないながらに存在します。

また、胃がんなどの腫瘍性病変、結核や梅毒、サイトメガロウイルスなどの感染症や血管炎症候群でも潰瘍性病変を呈することがあるので、必要に応じて組織検査、培養検査、血液検査などを行う場合があります。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療

まずは潰瘍の治療を行います。胃酸の分泌を抑える薬の内服に加え、非ステロイド性抗炎症薬を内服があれば、内服の中止、変更を行います。

また、潰瘍がよくなるまでは過労やストレスを避けていただきます。出血や胃痛など症状のひどいときは、禁酒、禁煙また、胃酸の分泌を促進する食べ物(脂っこい食事、甘いもの、酸っぱいもの、コーヒー、濃い紅茶や緑茶、アルコール、強い香辛料)を控えようにお願いします。同時に食事時間が不規則にならないようにしていただきます。

その後、ピロリ菌感染があれば、ピロリ菌の除菌治療を行います。ピロリ菌を除菌することで潰瘍の予防が可能となります。除菌治療は、抗菌薬を7日間続けて服用していただくだけの、ご負担の少ない治療です。

早期発見・早期治療のために、検査・健診へ是非お越しください。

当院では、早期発見・早期治療の重要性を認識し、検査・健診を推奨しています。
特に内視鏡検査は、病気の早期発見や正確な診断に不可欠な手法です。
皆様が快適で健康的な日常生活を送ることができるよう、その手助けができればと考えています。

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